近年巨大地震が増えていて地震大国である日本。
島国であり、数年内に起こる可能性の高い「南海トラフ地震」や「関東大地震」等リスクが限りなく少ない地域を紹介します(あくまで参考ですので保証できるものではありません)
日本は地震大国と呼ばれるほど、地震が頻発する国ですが、地理的に見て地震や津波のリスクが比較的低い地域も存在します。とはいえ、完全に地震や津波のリスクが「ゼロ」である地域は存在しないため、ここでは地震や津波のリスクが比較的低い地域に絞って紹介します。
地震や津波のリスクが比較的低い地域
1. 北海道の東部・内陸部
北海道の内陸部は、太平洋プレートの影響を受けにくい地域のひとつです。特に十勝地方の内陸や大雪山系の山岳地帯では、大規模な地震や津波のリスクが比較的低いとされています。しかし、稀に震源の深い地震が発生することはあります。
2. 秋田県
東北地方に位置する秋田県は、太平洋側ではなく日本海側にあるため、津波のリスクは太平洋側に比べて低いとされています。また、秋田県は大規模地震の発生頻度も比較的低い地域です。ただし、日本海側では津波の歴史もあり、完全にリスクがゼロというわけではありません。
3. 富山県
富山県は、日本海に面しているものの、津波のリスクは低いとされています。また、富山県は地震の発生回数も少なく、比較的安定した地域です。特に、富山湾の奥まった地域は津波の影響を受けにくいとされています。
4. 長野県
長野県は、日本の内陸部に位置し、海に面していないため津波の心配がありません。また、長野県は活断層の影響を受ける地域は一部ありますが、地震のリスクが比較的低い地域が多いです。特に、信濃町や軽井沢町などの北信地域や東信地域では、大規模地震の発生が少ないとされています。
5. 山梨県
山梨県も内陸部に位置し、津波のリスクはありません。富士山に近い地域では地震のリスクはあるものの、県全体で見ると地震の発生頻度は比較的低いです。特に、甲府盆地は安定した地盤を持ち、比較的地震リスクが少ない地域です。
6. 岐阜県
岐阜県は、日本の中央に位置し、海に面していないため津波のリスクはありません。地震のリスクに関しても、比較的少ない地域が多いです。特に、飛騨地方や美濃地方の一部地域は、活断層の影響を受けにくく、地震のリスクが低いとされています。
7. 岡山県
岡山県は、地震や津波のリスクが非常に低い地域として知られています。日本海側や太平洋側からの影響を受けにくく、瀬戸内海に面しているため津波の心配も少ないです。また、過去に大きな地震がほとんど発生していないため、地震リスクも低い地域とされています。
8. 島根県(内陸部)
島根県の内陸部、特に松江市や安来市周辺は、地震の発生頻度が低く、津波の心配も少ない地域です。沿岸部ではなく、内陸部に位置しているため、津波のリスクが減少します。
9. 福岡県(内陸部)
福岡県の内陸部、特に筑豊地方や久留米市周辺は、地震の発生頻度が比較的低い地域です。沿岸部よりも内陸に位置しているため、津波のリスクも低くなります。
津波のリスクが低い地域
日本の沿岸地域では、津波のリスクが高い場所が多いですが、以下の地域は津波のリスクが比較的低いとされています。
1. 瀬戸内海沿岸地域
瀬戸内海に面する地域は、地理的に閉鎖された海域であるため、津波のリスクが非常に低いとされています。具体的には、広島県や山口県、愛媛県、香川県の沿岸地域が挙げられます。
2. 日本海沿岸の一部地域
日本海沿岸では、太平洋側に比べて津波のリスクが低い地域が多いです。特に、石川県や富山県の沿岸部は、津波の心配が少ないとされています。ただし、歴史的には津波が発生した例もあるため、完全にリスクがゼロではありません。
地震や津波リスクが低い地域の特性
これらの地域に共通する特徴として、以下の点が挙げられます。
- 内陸に位置しており、海に面していないため津波の心配がない
- 活断層の影響を受けにくい地域
- 太平洋プレートやフィリピン海プレートの境界から遠い地域
結論
日本において、地震や津波のリスクが「ゼロ」の地域は存在しませんが、上記の地域は比較的リスクが低いとされています。新たに居住地を選ぶ際や、防災計画を立てる際に、これらの情報を参考にして、安全性を高める工夫をすると良いでしょう。また、最新の地震・津波のリスクマップや防災情報を確認することも重要です。