戦略とは誰のためにあるのか
目標とは誰に見せるものか
この辺がわからずに設計しても全く意味をなさないことがわかっております。
あなたの会社はいかがでしょうか。
戦略設計
事業の目的を明確にし、目的を達成するための目標を定め、実行スケジュールを具体化していく一連作業のことです。
一言でまとめてしまいましたが、目標とスケジュールを定めて実行しましょうということです。
目標は誰に見せるものか
個人の場合は、「目標なんか他人に見せるものじゃない」という方もいます。間違いではありません。逆に、誰かに宣言することで「やらなければならない自分を作る」ために、SNSで宣言する方もいらっしゃいます。
これを法人や組織にするとどうでしょう。
一人の時はどうにでもなりますが、複数人の場合は意思疎通が必要です。
「自分の考えはわかってくれているだろう。」
「大丈夫、問題ない。」
これは危ないです。
時間が経ってから相手に伝わっていなかった時に、組織に亀裂が入ります。時間が経った方が深い問題になりがちで、早期解決しなければ修復も時間がかかります。
目標や戦略設計は、
「私たちは〇〇って目標立てました」
「私たちは〇〇をしていきます」
仲間や関係者に対して宣言することで実行していくことで一本の道筋を作ります。
よく、経営コンサルタントが「ゴールのない船出は漂流するだけだ」と言います。
その通りです。
「目標通りに普通は進まないから、別に目標って設計する必要ないでしょ?」という方もいます。
それは漂流そのものです。しかし99%目標通りに進むことはありません。
ではなぜ目標設定をするのか。
「軌道修正ができるようにするためです」
これがわかると、自分だけでなく、アウトプット(言語化)することで仲間や関係者にもわかるようになります。
まとめ
最初から完璧にする必要はありません。目標設計におけるゴールは短期もあれば中長期計画もあり、部門別の目標もあります。
また、「雑談」を取り入れてコミュニケーションを多く取ることで、意見のズレを防ぎましょう。